無担保ローン利用者の個人及び事業者の借入意識や借入行動等令和4年3月
引用:日本貸金業協会
令和 3 年 3 月末時点における貸金業者から借入をしている人は年収100万円以下の人が26%で最も多い。
残高区分別に消費者向無担保貸付残高のある人数構成比をみると、50 万円以下の占める割合が 61.6%となっている。
この数字から、年収の少ない人は貸金業者から借入をし生活費にあてているようである。
また、個人向無担保貸付残高のある人数構成比を性別にみると、男性が 63.3%、女性が 36.7%となっている。
年齢別では男女共に 40 歳代がそれぞれ 14.7%、8.5%と最も高くなっている。
新型コロナウイルス感染症による影響
令和3年は新型コロナウイルス感染拡大による雇用の変化が影響していると考えられる。
仕事・収入の減少によって、家計収支の悪化したと回答した人が、改善したと回答した人を上回っている。
コロナ渦における緊急小口資金等の特例貸付利用の有無・利用意向
新型コロナウイルス感染拡大による緊急小口資金等の特例貸付利用状況。
「利用していないし、利用の検討もしていない」が 48.9%で最も多い。知らない人も多く、国が積極的な告知をしていないと考えられる。
また、事業者による業績については、コロナ過の影響により、悪化していると答えた人が増えている。
そのため個人事業主や自営業の方が貸金業のビジネスローン等から借入する人が増えている。
また、不動産担保ローンの事業融資は金利を低くできるメリットがあり利用者が増えている。
借入全体のまとめ
カードローン等で借入している状況について、質問をおこない全体の状況をまとめてみた。
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